コンパス社員がお届けする最新情報ブログ

業務効率化のための休憩のしかた

こんにちは、コンパス株式会社の大林です。
今回は「休憩」について書きたいと思います。
これはよく知られていることですが、身体的・精神的な健康のため、生産性向上のためにも
定期的に休憩を取ることが大切だと言われます。
私たちの脳は高い集中力を維持できるのは90分程度と言われているため
90分ごとに10~15分の休憩を取る方法や、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる
25分ごとに5分の休憩を取るサイクルを繰り返す方法などあります。
自分に合ったサイクルで体と心のリフレッシュを意識してみてください。
ここからは、私自身の経験に基づいた「休憩と生産性」に関する話です。
仕事をしていて行き詰ることはよくありますよね。
そんなとき、「もっと集中しなければ」と、無理に作業を続けてしまったり
スケジュールがタイトで「時間がない」と焦って作業を続けてしまうこともあります。
でも私はそういう時こそリフレッシュのために休憩を取るようにしています。
結果的によいアイデアを思いついたり、冷静に見直せるようになり、
作業がスムーズに進むことが多いと感じています。
何もしない休憩は非効率?
では、どのように休憩を取ればよいのでしょうか。
ある大学の研究では、学生を複数のグループ分け、クリエイティブな課題を行った後に
一方のグループは何もせずに休憩を取り、もう一方には単純で退屈な作業をしてもらいました。
そして再度同じ課題を行ったところ後者のグループのほうが40%程も高い成果を出したそうです。
この結果からは、ただ「何もしない」よりも、「単純で退屈な作業」をすることで
脳が無意識的な状態になり、結果として創造性が高まる可能性があるということだと思います。
軽い運動や散歩をしている時にふと良いアイデアが浮かぶ人もいるようですが
私の場合、自宅でテレワークしているときには、皿洗いをするとアイデアが浮かぶことがよくあります。
職場にいる時だと飲み物を買いにコンビニまでボーッと歩いて気分転換します。
ちなみに、休憩中にスマホ操作するのは脳が休まらないのであまりおススメしません。
作業環境や状況によって自身のタイミングで休憩を取れないこともあると思いますが、
「適切に休憩を取ることが結果的に仕事を早く終わらせることにつながる」という意識を持つことが大切だと思います。
皆さんの休憩の取り方のご参考になればと思います。